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jabberServer

FreeBSD に jabberd をインストールするためのできるだけ短い説明


Ports で以下をインストールしたとします。元のソースからコンパイルするにしても問題ないと思います。


注意する事

ほかのサーバのように、ホスト名は適当でもIP さえ届けば動くという事は起
こりません。jabberd の基本的な動作概念は大変シンプルで、やってきた XML
情報を条件分岐させて各モジュールに割り振るという事になっています。IM
の基本的な機能もモジュールとして実装されている為柔軟な設定が可能ですが、
ホスト名も基本的な条件の一つになっているため、特にローカル環境で動かす
場合は名前解決によく気をつける必要があります。

jabber.xml は xml なので、設定項目はその位置に依存します。間違えた場所
に書いてもエラーにならないので特に注意が必要です。ある設定が間違いであ
るかどうかを判断するには jabberd の基本的な構造の知識が必要です。

FreeBSD + jabberd のデバッグ


Ports で jabberd をインストールすると、/usr/local/etc/rc.d/jabberd.sh
に起動スクリプトが作られます。しかし、このスクリプトはホスト名を
/bin/hostname から取得してしまうので、設定中は手で起動させたほうが良い
です。

/usr/local/sbin/jabberd -h languagegame.org -c /usr/local/etc/jabber.xml

オプション -h はホスト名で、jabber.xml 中にも記述する事ができますが前
述のようにホスト名に敏感なのでコマンドラインから指定したほうが便利です。

jabber.xml の編集


インストール直後の設定ファイルで、ホスト名さえ気をつければ基本的には手
を加えずにメッセンジャーサーバとして動作します。jud (名簿) や
conference (グループチャット) を利用する場合は以下のファイルに設定の書
き方が書いてありますが、特に設定を追加する場所の違いに注意します。大き
な方は service 定義なので、地の文 <jabber> 内 に書く一方で、大きな方は
browse 定義なので <jabber><service id="sessions><jsm><browse> 内に書き
ます。


参考

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