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SmallWiki ストレージ

さてこの SmallWiki、他の wiki と比べて不思議な点がいくつかある。
まずデータは一体どこに置いてあるのだろう。他の wiki だと、テキストファイルに
なっていたり RDB に格納したりするけど、初期状態では SmallWiki のデータは
メモリ内だけに存在し、Squeak の機能を使って逐次 .image ファイルにバックアップ
される。これじゃ何かと心配なので、XML を使ってデータだけ書き出す事も出来る。

XML として書き出す方法は、 SmallWiki workspace にあります。SmallWiki workspace を開けるには、
SWServer defaultWorkspace
を do it。以下書いてある通りに実行(8080 ポートがすでに塞がっていないか確認してから)

server := SWKom startOn: 8080.
server storage: SWSIXXStorage new.
server storage snapshot.

で、コンテンツを root.xml に書き出すようになります。
書き出したファイルから復旧する方法は以下にあります。
http://kilana.unibe.ch:9090/smallwiki/faq/
例えば以下のようにして復旧させる事が出来ます。
server := SWKom startOn: 8080.
 server storage: (SWSIXXStorage new delay: 60).
 (server storage directory fileExists: 'root.xml') ifTrue:
 [ server storage
     readStreamFrom: 'root.xml'
     do: [ :stream | server root: stream next. ].
 ].
 server start.


色々実験していて元のコンテンツに戻したい場合は、SWServer>>initialize を使って初期
状態に戻す事が出来る。

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